膝の痛み・変形性膝関節症とカイロプラクティック
膝の痛み・変形性膝関節症で歩くのが辛い、正座ができないなどお困りの方がとても多いようです。年齢が高い方が多いですが、意外と20代、30代の患者さんも時々お見えになられます。整形外科に行くと大体が年ですねとか体重のせいですとかあるいは、レントゲンで軟骨がすり減って関節が狭くなっているなどと言われると思います。治療は水を抜くか、ヒアルロン酸注射をするか。これでは膝の痛みの原因を治しているとは言えず、時間がたって少しマシになるか、逆にもっと悪化して本格的に歩けなくなるのが落ちです。
膝の痛みは必ずしも変形性膝関節症であるとは限りません。実は関節の中には痛みはなく、太ももの筋肉の放散痛を膝あたりに感じていたり、膝の周りにある靭帯や膝蓋支帯(しつがいしたい)という組織などが痛んでいることもあります。ただ、関節に全く問題がないわけではなく、関節が硬くなってしまったりして筋肉や靭帯に悪影響を与えていることがほとんどです。
変形性膝関節症と診断された方でも大丈夫です。カイロプラクティックでほとんどの場合改善します。
膝だけでなく体中の関節で同じことが言えますが、関節の中には軟骨への栄養を含んだ液体が充満しています。この液体は血液が濾されて細胞でできた膜を通り抜けて関節内に入ってきますが、、勝手に出たり入ったりすることはできず、関節が動いた時にポンプのような働きで出たり入ったりします。この働きができないと老廃物がたまり、栄養は来なくなり、関節内の軟骨はだんだん退化していきます。これだけでも筋肉や靭帯に悪影響が出ますが、このような状態で長く歩いたり、正座をすると、関節内の組織が傷つき炎症が起こって関節内に水がたまってきます。整形外科ではこの水を抜くのですが、この水は傷を治すために必要な細胞を含んだ水で、先ほど述べたとおり関節を動かすことで自然と外に出ていき、組織の修復が終わると炎症も治まります。しかしこの時点ではまだ筋肉や靭帯などに痛みがあることが多く、まだ治った感じがしないことが多いでしょう。
カイロプラクティックでは膝の関節の硬さや異常な動きを改善し、骨盤、股関節、足の関節など筋肉がつながるところの全てを修正してもとの瑞々しい膝を取り戻すように施術していきます。
当院では機械などを使わずに手によって施術を行います。これは相当な鍛錬がないとできません。国際認定大学でしか習得できないしっかりとした知識と技術、そして豊富な臨床経験による本物のカイロプラクティックでしっかりと健康な体を取り戻しましょう!
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