「ヘルニアって言われました」
「整形外科でMRIを撮ったら椎間板が膨らんでいたから、ヘルニアだと言われました。」
こんな患者さんの声をよく聞きます。 つまりお医者さんの診断は椎間板の膨らみが腰痛の原因だということ。 私がみてきたうち、ヘルニアが原因だと考えられる腰痛はほとんどないです。 ただし、椎間板が傷ついているだろうと思われるものはたくさんあります。 しかし、そういうときに限ってお医者さんはヘルニアだという診断を下していないのです。不思議ですね。。。
ヘルニアというのは簡単に言うと逸脱すること。椎間板の中にある髄核が椎間板の外側に逸脱することを椎間板ヘルニアと言います。
痛みと言うのは椎間板が傷ついて炎症が起こって初めて感じるもの。しかし、お医者さんはそんな検査をしていないし、ただMRIで膨らんでるのを診ただけ。
腰痛の原因の主なものは、関節の周りの筋肉や小さな組織が血流不足などで硬くなって、動かすときにその硬い組織が伸ばされたり傷がついて炎症が起こったり、関節の中に小さな炎症が起こったりというもので、ヘルニアの場合は少ないです。
足のしびれも椎間板が神経を圧迫しているの場合も圧迫していない場合もしびれが出ます。何故かと言うと神経の圧迫はしびれの原因の一部ではありますが、原因の中心では無いということです。では、何がしびれを起こすかというと、虚血つまり血流不足です。正座もそうですよね。
それが、腰やお尻の筋肉に塊ができて交感神経(自律神経)反射というのが起きます。交感神経は血管を収縮させますので、長く続くと血流が不足します。それがしびれの元です。
しかし、ヘルニアになっても私の友人はいくつかの病院で即手術と言われましたが、カイロプラクティックで治療して、今は野球ができるまでになりました。
私自身も百件近くのヘルニア・坐骨神経痛を施術してきました。約9割の患者様が改善しております。世界で医療として発展しているカイロプラクティックを是非お試しください。
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